今日も進もう。

増加していく愛の形

ぴかめを見ていてふと赤西仁を振り返った

素直に話してみようと思う。

とってもとっても素直に。

誰かを不快にさせる可能性も、きっと無い訳では無いけれど、忘れて書いてみようと思う。

私の感情とか記憶だから。

 

亀と山Pのジャケ写が発表されて

ファンじゃない人たちからも色んな素敵な声が聞こえて

私も本当にかっこよくて嬉しくて泣きそうだったと同時にふと過去を振り返ってしまった。

 

同じグループではないけれど、今では、こうして隣にいることが当たり前にすら感じるほど、信頼し合って共に闘ってきた二人の隣にはかつて赤西仁が居た。

 

私の自担の亀梨くんと赤西仁、通称「仁亀」

 

伝説のシンメだった仁亀は、当時「天才の赤西、努力の亀梨」と評されることも多かった。実際そうだっただろうなと私も思っている。

 

美しいルックスに歌声、演技をさせても一人でただ立っても確かに赤西仁は天才だった。もちろん私は亀梨くんを天才だと思っているけど、彼とは種類が違ったことは明らかで。元々器用に何でもこなすとかそんなタイプではないと思っている。

赤西が留学/脱退となった中で、週刊誌や一部のファンに格好の標的となったのは、奇しくも本人でも、他のメンバーでもなく亀梨くんだった。

奇しくも、ではないのかもしれない。

誰よりも目立っていたからね。 目立つ人は標的にされやすい。ネタにも困らない。

 

色んなことを言われるけれど仁亀は元々とても仲が良かった。と思っている。亀梨くんが呼ぶ「じん」って名前が私はとても好きだった。

時代もグループの雰囲気もあってそりゃ血の気の多いKAT-TUNは色んな所でぶつかり合って殴り合いの喧嘩して、それでも簡単に言ってしまえば6人時代から、彼らは彼らなりの形で本当に仲の良いグループだったと私は思う。 

少しずつ 少しずつ、狂っていった歯車のきっかけはやはり「仁の変化」だったはずだ。

強くなる海外思考。辞める頃にはもう可愛かった笑顔が影を潜めただけでなく、深く被った帽子、外さないサングラスで彼の表情なんてほとんど見れなかった。

態度がどんどん悪くなっていく中、それでも、今聴いても、仁亀のハモりに適うものはないと思ってしまうほど、笑い合わなくなったあの頃さえ二人の声は美しい相性だった。

 

脱退の発表を聞いて(やっぱり。)そう思ったのは、3人が居なくなった今も彼にだけだった。 仁には仁の道があって、今の彼にはどうしたってそれがKAT-TUNじゃないことは、わかってた。わかりきってた。

多くの人が気づいていて、そしてショックを受けたことだろう。

 

でも、あのときの私は正直、なにより、ホッとした。

 

 これでハラハラすることも無くなったと、ホッとしてしまったことを覚えてる。亀梨くんが傷つくことも減るんじゃないかなんて思ってしまったんだ。

 

私は今思っても個人として仁のことが対して好きだったわけではないと思う。

正直自由な人だなと思っていたし、留学のことも脱退のことも未だに根に持ってる部分は山のようにあって。でもそれでも、仁が笑う顔も、歌う声も、KAT-TUN赤西仁のことは好きだった。愛おしいと思っていたし、今も当時の映像を見れば思ってる。

でも大前提に私が好きなのは亀梨くんでありKAT-TUNだった。

私にとって、KAT-TUNと同じ方向を向いていない仁はKAT-TUN赤西仁じゃなかった 。でも、怒れなかった、態度が悪い時はあんなに憤慨してたのに辞めた仁に私は怒れなかった。キレることはなかった。どうしてだろうなんて考えたけれど、当時子供だった私にはわからなかった。でも最近になって気づいた、やはり私は、KAT-TUNでいる赤西仁にはずっとどこかで期待をしていたんだと思う。思い返せば、どれだけ腹が立っても虚しくなっても脱退するんだろうななんて考えても、私は彼に「脱退してほしい」と思ったことは一度もなかった。「だってあなたはKAT-TUNでしょ」って思ってたんだ。

 

それなら当たり前だ、だってKAT-TUNじゃなくなったから。期待することもその言葉も無くなったから。諦めるってことしかなかったんだと思う。

「そうだよな」って思うしかなかったんだ。

 

KAT-TUN赤西仁だったから、亀梨和也の隣で歌う赤西仁だったから。私は傷ついたし求めたんだよなと。

 

 

この間過去の円盤を見ていて、やっぱり仁ってかっこいいななんてふと思った。

 

KAT-TUNがデビューしてから来年には15年、結成からは20年が経つ。

仁がいたのはデビューからはたったの4年だったかもしれない

活動の空白期間を除けば4年もなかっただろうし

デビューから考えれば1/3かもしれないけど

結成から考えれば9年。およそ半分だ。

今のKAT-TUNの歴史の半分にあなたが居た。 

大きな大きな半分だった。

 

あなたの居ないKAT-TUNの歴史が今日もまた一日増えた。

あなたが居たから存在するKAT-TUNの歴史が今日もまた一日増えた。

 

許せる、許せないの話しではもうないし

私にとってはどんな時代も今のKAT-TUNが一番だけど

あなたと自担のハモりがたまらなく恋しくなるほどに、

KAT-TUN赤西仁が、私はちゃんと好きだったんだなと、ふと思った話しが、何故か放置したりしてて結構な期間にわたり書いてしまったおかげで亀と山Pのジャケ写どころかMVまで解禁されちゃったりしてる今です。

 

 今の彼が何をしているのかは詳しくは知らない。

ジャニーさんへの曲は聴いた。亮ちゃんとなにかしてるとは色々回ってきたからなんとなく知ってる。

でもそれだけ。

 

亀ちゃんとぴーちゃんが一緒にやってて、仁と亮ちゃんが一緒にやってるなんて、なんか過去に戻ったような、随分と未来に来ちゃったような不思議な感覚です。

 

 

さて、長々とよく分からないまま書いたけど、久しぶりに振り返ってみるとなんだか色々思い出して楽しかったな。

 

とりあえず私は延期でもなんでもいいからぴかめちゃんに無事会えますように。

 

 

 

 

 

この間のPremiummusicのおかげでとにかくごくせん見たい。